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雑記帳


2012-12-05 (Wed) [長年日記]

[AWS] Termination Protection vs Shutdown Behavior

この記事は、cloudpack Advent Calendar 2012の5日目です。

EC2をうっかりTerminateしてしまわないように、基本的にTermination Protectionを設定しています。この設定で実際に助かったことは何度かあります。

さて、EC2の設定にはTerminateに関するもうひとつの設定、Shutdown Behaviorというのがあります。こちらは、OSを停止したときに、Stop状態になるのか、Terminate状態になるのか、という設定です。

この設定がStopになっている時にOSを停止すると、インスタンスはStop状態になります。Terminateになっている時にOSを停止すると、Terminate状態になります。

ここで疑問が生じました。Termination ProtectionがOnになっており、Shutdown BehaviorがTerminateになっている場合、OSが停止するとどうなるのか?

ということで試してみました。

Termination ProtectionをOnにして、Shutdown BehaviorをTerminateにしてEC2を起動します。

EC2起動時の設定

その後、実際にサーバにログインして、shutdown -h nowを実行すると…。

Terminateされている

見事、Terminateされました。

要するに、Termination Protectionは、EC2のAPIでTerminateできなくするという設定なので、内部的に停止された場合はこの設定は無力である、ということのようです。

そもそも、Shutdown BehaviorをTerminateにする必然性をあまり感じないので、うっかりTerminateしてしまう、ということは無いかと思いますが、気をつけましょう。