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雑記帳


2018-01-28 (Sun) [長年日記]

[GTD] 今年登場するOmniFocus 3は刷新されるようなので新機能をまとめた

The Omni Blogで、2018年のロードマップが公開された。

中でも特に、OmniFocusはバージョン3で刷新されるとのことで、どのように変化するのかが詳しく書いてあった。自分も長く使っている中で、不満に思っていたことが、かなり解消されるようなので、超うれしい!ということで、ちょっとまとめてみた。

コンテキストからタグに変更

従来は、GTDで言うところのコンテキストは、一つのタスクに対して一つしか設定できなかった。OmniFocus 3では、コンテキストはタグに置き換わることで、一つのタスクに複数のタグを設定できる。

自分もこれまで、複数のコンテキストを設定したいと思っていたので、これは嬉しい。

手動での並び替え

コンテキスト内のタスクの並び順ついて、これまでは自動的に順番が決まっていて、並び替えはできなかった。タグごとのリストでは、任意に順番を変更できるようだ。

これも地味に嬉しい。コンテキストが一つしか使えなかったと同様に、これも使いづらかった要因だったかと思う。その辺りが理由でコンテキストをうまく使えていなかったので、ここが改善されたらさらに便利になりそう。

柔軟なスケジューリング

これについては、どう変わるのかがよく分からなかったんだけど、特に繰り返しに関するタスクのスケジューリングが柔軟にできるようになるようだ。

これまでは、タスクの開始と期限しか設定できなかった。これについては、実際に触ってみたら良さを実感するだろうと思う。

柔軟性のある通知

これまでは、期日に達した時と、位置情報に基づくコンテキストの通知がされていた。

また、複数のタスクが同時に通知された時には「他3件」のようにまとめて通知されていた。この場合は、いちいち詳細を確認する必要があった。

iOSの新しいリッチな通知をサポートするようになったため、位置情報に基づく場合に地図が表示されたり、複数のタスクがリストで表示されるようになった。

さらに細かい通知の設定ができるようなるようだ。

複数のタスクが通知される時に、リストが見られるようになったのが特に嬉しい。

デザイン

iOS 7からのフラットデザインに対応していたが、よりよくリデザインされたようだ。

また、ドラッグ&ドロップに対応して、iPadとかでもタスクの移動がやりやすくなったりするようである。

強力な自動化

JavaScriptに対応した自動化がサポートされる。フィルタリング、レポート作成、テンプレートを使ったコンテンツの作成などができるようだ。

これまで自動化は使ったことはなかったが、機会があれば使ってみようと思う。

コラボレーション

これまでは個人で使うことが前提になっていたため、タスクを共有するような機能はなかった。

OmniForcus 3では、それぞれ個別に所有している別々のデータベース間でのリンクする機能が追加される。タスクがリンクされていると、それぞれのタスクのステータスを確認できるとのとこ。

これも便利そうだ。自分は自分がやらないといけない家事のタスクを管理しているが、これを家族内で共有したいと思うことはよくあったので、ぜひ活用したい。

OmniFocus for The Web

簡易的なビューがWebブラウザで提供される。これはアプリ版のOmniFocusを使っている人向けに、Windowsなどの未対応デバイスでタスクを確認したりするのに使えるもの。 いざという時に使えそうだ。

以上、OmniFocus 3の新機能をざっとまとめてみた。TestFlightもされるようなので、積極的にフィードバックしたいと言う人は登録するのがいいと思う。