雑記帳
2009-07-09 (Thu) [長年日記]
■ 思考・発想にパソコンを使うな (幻冬舎新書)
この本では、手で文章を書いてノートを作ることを勧めている。一通り読んで思ったのは、PoICに似ているということだ。メモは情報の断片で、ノートはその断片から作成した文章であると考えると、情報の収集と、その再構成による知的生産というプロセスが見えてくる。
以前にPoICをやってみようと思ったが、その敷居の高さに思っただけにとどまったのであるが、メモとノートという構成は、敷居も低くやってみても良いのではないかと思った。ただし、結果として生産されるものが、日記にとどまってしまうという可能性が高いのが難点か。ただし、現時点において、自分がPoICの目指しているような高い理念や目的を持っているわけではないので、返って都合が良いのかもしれない。