雑記帳
2011-11-04 (Fri) [長年日記]
■ [Linux] Debianでnagiosによる監視
普段はCentOSでやっていることをDebianでやってみた。
インストールが必要なパッケージは、以下のとおり。
# aptitude install nagios-nrpe-server nagios-nrpe-plugin nagios-plugins
nrpeの設定ファイルは、/etc/nagios/nrpe.cfgなので、allowd_hostsで監視サーバを許可する設定をする。また、サーバ側から引数を渡せるように、dont_blame_nrpeを0から1に変更する。
インストールすると、自動的に起動し、自動起動するように設定されるようだ。設定ファイルを更新した後に再起動しておく。起動スクリプトは、/etc/init.d/nagios-nrpe-server
これで、nagiosによる監視ができるようなる。
■ [Linux] nagiosのcheck_httpでcooikeを付与する
nagiosのcheck_httpを使って監視をする際に、特定のCookieを渡す必要ができたので、調べてみた。
ドキュメントによると、-k, --headerオプションで、任意のヘッダが渡せるので、こちらにCookieを書けばよいことが分かった。
ということで、コマンドを直接実行するなら、以下のような感じになる。
$ ./check_http -H example.com -I 192.168.10.20 -u '/path/to/example.php' -k 'Cookie: ID=8jg423blfv92ruu8kmbq21eb17'
ここでは固定の値になってしまうので、取得されたCookieを自動的に次回使う、というのは無理みたい。
■ [PostgreSQL] 新しいバージョンのPostgreSQLをrpmでインストールする
ContOSなどの、rpmを使っているディストリビューションで提供されているPostgreSQLのバージョンよりも、新しいバージョンのPostgreSQLを使いたい、という場合がある。その場合は、PostgreSQL RPM Repository (with Yum)で提供されているものが使える。
Repository Packagesの一覧から、対応するディストリビューションのyumリポジトリのsourceをインストールできるrpmを取得して、それをインストールする。すると、/etc/yum.repos.d/に、対象となるPostgreSQL関連のパッケージが含まれるリポジトリの設定がインストールされるので、その状態からyumを使ってインストールすることができる。ちなみに、このリポジトリで提供されているパッケージは、パッケージの一覧に記載されている。
例えば、PostgreSQL 9.0のリポジトリを追加して、yumでリポジトリの一覧を見ると、pgdg90が追加されているのが分かる。
# yum repolist Loaded plugins: fastestmirror Loading mirror speeds from cached hostfile * base: centosv4.centos.org * epel: mirrors.coreix.net * extras: centoso4-msync-dvd.centos.org * remi: rpms.famillecollet.com * rpmforge: ftp-stud.fht-esslingen.de * updates: centoso4-msync-dvd.centos.org repo id repo name status base CentOS-6 - Base 6019 epel Extra Packages for Enterprise Linux 6 - x86_64 6546 extras CentOS-6 - Extras 1 pgdg90 PostgreSQL 9.0 6 - x86_64 104 remi Les RPM de remi pour Enterprise Linux 6 - x86_64 392 rpmforge RHEL 6 - RPMforge.net - dag 4089 updates CentOS-6 - Updates 1042 repolist: 18193
あとは、通常と同じようにyumでパッケージを探して、必要なものをインストールすれば良い。