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雑記帳


2004-06-27 (Sun) [長年日記]

自分に足りてないもの (2)

昨日書いたことをもう少し一般化して考えてみた。特定なこと・ものに依存する知識が問題なのではなくて、そうではないものとの平衡が保たれていない(ように感じる)ことが問題だということになる。

そう考えると、自分は全体的に平衡でない、という事が見えてきた。どういうことかというと、私はどうも、なんでも極端に走る悪い性癖があるようで、ゼロサムになりがちだということだ。身近な例を出してみると、みの【誰】がココアが良いといったらココアのみまくるとか、そういう感じかな(実際はやってないけど)。ココアが本当に良いかどうかはともかく、飲みまくったら別の弊害がでてきそうなものだから、この辺はほどほどにしておくべきだろう。つまり、別に排他的な二択を迫られているわけではないのに、私はそういう選択をしてしまう事が多いのだ。それが問題。そこら辺を指して、平衡が取れていない、と言う気がする。

最近は、何事もより専門的になる傾向が強いと感じるのだが、もちろんそれは悪くないのだが、もう少し大局的にものを見られる視点というか、そのための最低限の知識と言うか教養というか、そう言ったものが必要なんだろう。そして、自分にはそういった視点が欠けていて、だから枝葉末節な所ばかり気にしてしまう傾向があるようだ。

極端に走ると言うのは性癖と書いたが、おそらくこの辺にかかわりがあると思うから、いかんともしがたい、と思い込んだりしている。

圓生

久しぶりに圓生の落語を聞く。落語自体、聴くのが久しぶりだ。

聞いたのはラジオなのだが、やはり話によっては動きが見えないと、いまひとつ面白みに欠けるものがあるのが残念だ。

自分は古典落語が好きなのだが、良く考えると落語というのはその時代のことを噺にしている事が多いと思うから、本来は、いわゆる現代落語が本流なのかなとも思う。ただ、たまに聞く現代落語はそれほど面白いとは思えないのだが、これはなぜだろう。現代の事を面白い噺にする、と言うのは漫才とかがその役割を担っているような気がする。

[Windows] バックグラウンドでデフラグ

WindowsXPを使っていて、ネットとかにつなげたまま放置することが良くあるのだが、しばらくするとHDDに激しくアクセスしている事があるのだが、Index Servicesも立ち上げてないのに何かと思ったらデフラグだった。

VAIO type U

機会があったので触ってきた。

その大きさは、スペックを見ていたので知ってはいたが、やはり実際に触ってみるとずいぶんと印象が違う。ちょっと分厚いとは感じたが、この体積だったら許せると思う。

マルチポインターと呼ばれる、トラックポイントみたいなアレは、親指でぐりぐりするのだが、意外と使いやすい。以前にVAIO U101を触ったときは使いづらいと感じたものだが、これはそうでもない。プレスセレクトもそれほど違和感なく使える感じ。ただ、その上についているカーソルキーはお世辞にも使いやすいものとはいえない。これはゲームの十字キーを使い慣れているせいかもしれないが、真ん中に指をホールドして、上下左右に倒して使う、という捜査ができないっぽい。真ん中にEnterがあるからだ。他のボタンも押しづらい。

あと、ボタンといえば通常の状態と、画面を回転させたときの状態でボタンの配置が変化するのに違和感を感じた。┘型なのに対し、回転させると┐型になる。

折りたたみ式のキーボードが付属しているのだが、これはVAIO X505のキーボードっぽい印象だった。薄いし。これは無いよりましという程度の代物だろう。

スタイラスが見当たらなかったので、手書き関係は試してみなかったが、WindowsがTablet PC Editonじゃないのは、タッチパネルが感圧式だからなんだろうなぁ。Tablet PCは電磁誘導式が前提になっているっぽいから。

全体的にはVAIO type Uは好印象。とにかくサイズが良いね。こういうのを出してくるのがSONYらしいなぁと思う。そして、これがMetaPadなら買ったのに…とか思う私であった。MetaPadを一般売りしてくれればなぁ。